和紙・イベント
「手漉き草木染紙+来来デザイン」展
2005年11月21日(月)〜26日(土)「日本の風」にて開催
手漉きによる草木染紙の製作に取り組む、京都在住の紙漉き手 真下八十雄さんの美しい手漉き紙を展示します。自然が生み出す色のバリエーションの豊かさ、心を和ませるやさしい色合いの紙々を、ぜひ会場にてご覧ください。
真下氏は、紙の素材である楮(こうぞ)の生育から携わり、科学染料が主流となっている今、自然の素材からとれる色にこだわっての紙漉きを行っています。楮の状態での染色は、糸や布への染色よりも一般 に難しいと言われていますが、真下氏はこれまでの経験の中から、一定した色合いでの染色を実現しました。
その手漉き草木染紙の中から、よもぎ(イエロー)、しそ(グリーン)、べんがら(ピンク)、藍(ブルー)、ログウッド(グレイ)の5色を使用して、手漉き紙のあたたかさを送る人にも伝えるシンプルな封筒と、お正月シーズンに便利なぽち袋を作りました。 男性にも旅館などでさりげなくお使いいただけるデザインです。
会場日本文花を一緒に学び育てていく アクセス東京メトロ 半蔵門線 |
真下八十雄 ( ましも・やそお)氏 プロフィール
1995年 | セイクレッドラン95JAPANに参加。 造形作家・奥野誠氏と出会い、手漉き紙を知る。 |
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1996年 | 和紙産地に所属(1998年独立) |
1997年8月 | 新井英一 Live in 舞鶴 で舞台美術と照明を担当。 |
10月 | 民間NGO団体の技術支援プロジェクトに参加。 (97年ベトナム、98年〜00年ネパール) |
1998年〜99年 | 個展「紙のコッチガワとこっちがわ」を各地で開催。 |
1998年8月 | 村芝居りんご座公演「海を見つめる群像の物語」で舞台美術を担当。 |
1999年 | 第26回京都府工芸産業技術コンクールに出展。 「手漉き草木染紙」で新人特別賞。 |
2000年 | 個展「紙がつたえるもの」を各地で開催。 |
2001年〜02年 | 個展「紙の色・紙のかたち」を各地で開催。 |
2003年4月〜 | 手漉き和紙工房「漉き屋ぐんぐん」(京都伏見区)をサポート。 |
2004年4月 | ギャラリー・サンムーン(舞鶴市)で個展「舞鶴の和紙」開催。 |
2004年9月 〜2005年4月 |
京都市の紙工房「漉き屋ぐんぐん」と合同展を開催。 (福知山・神戸・大阪・加古川・茨木・舞鶴) |
2002年に結成されたフォルクローレバンド「ロスチャンカス」に所属。 京阪神を中心に地味なライブ活動を展開中!
真下八十雄さんへのお問合せは、来来デザインまで、ご連絡下さい。